ライダースの定番、Lee

リーバイスより少し遅れて1889年に創設された、ジーンズ御三家
（リーバイス、リー、ラングラー）のひとつです。
リーバイスが万人向けのファッションであれば、Leeはバイク乗り
向けのラインナップが多くなっています。

Leeジーンズの最大の特徴は「織り目がリーバイスやラングラーの逆」
と言うものがあり、一般的に出回っているジーンズのほとんどが「右綾」
ですが、Leeは「左綾」となっています。また、ジーンズのオンス自体も
若干軽めになっています。
足が長く見えるように、裾部分を分からない程度に絞っている品番
のものもあります。

左綾の場合、右綾に比べて色落ちが早く、縦落ちに関してはかなりの
ペースで出来ますが、ある程度色が落ちると、今度は途端に色落ちが
遅くなります。また、色も同じインディゴ染料でもかなり風合いが
変わり、その独特さから愛用者も多くいます。

日本ではエドウィンに販売委託をしており、日本に独自のショップ
などはありません。

定番品番は「201（レギュラーフィット）」「102（ブーツカット）」で、
ヴィンテージラインは「101」になります。特にヴィンテージラインは
変り種が多く、値段も決して高くないことから愛好者が多いのも特徴です。

<初心者でも楽しめるブーツカットジーンズ、517　意外な安定感？Leeの定番201>